・今週の業務連絡
最初に書いておくのを忘れていました。こちらのwebページは、大学の講義のために用意しているものですので、受講生以外の方や、外部への告知や共有は行わないで下さい。よろしくお願いします。(4/13)
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・本日のURL (4/13)
2022/04/13 のURL
*データは、次の火曜日の24時まで掲載します。
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Y 最終レポートの件 (今後記載)
■受講に関する注意点(授業の進め方)
1 どのように参加すればいいのか?
本来の授業日(毎週水曜日9時以降)に、このページを見てく
ださい。その週のデータをお知らせします。
(バックアップとしてクラスルームにも書きます)
基本的には、オンデマンドの資料、YouTUBEとHTMLなどの
データを配信します。データのURL(リンク)が書いてあるの
で、それを期限内に視聴してください。
2 いつまでにやればいいのか?
指定してある1週間後の視聴期間の間に受講して下さい。
視聴して頂くデータには視聴機関期限があります。
配信後7日をめどとして消します。
それまでに視聴してください。
出席管理、および、データが授業以外の目的でページが
転用されることを防ぐためです。
今年度は特別処置として、このような授業で使用する画像や動
画などのデータの著作権が認められていますが、授業以外での
使用や転用はその範疇ではありません。
同じく、
受講される方は、データの転用や、授業目的ではないURLと
データの共有を控えるようお願いします。
3 なにをすればいいのか? 出席と単位認定に関して(重要!)
毎週、視聴したのち、指定された期日(次の日曜日の24時)
までに、簡単な小レポート(140~200文字程度)
を書いて、毎回提出して下さい。
(提出先は4を見て下さい)このレポの提出が、出席認定
条件となります。
全回出す必用はありません。2/3の授業、つまり12回中8回分
を最低限提出してください。
この出席確認の小レポートと、7月に提出していただく大レポー
ト(4000字程度 ←A:1200文字以上+B:200文字に変更)の2つ
が、単位認定の最低限のタスクとなり
ます。
毎回の出席レポを提出する際は、提出データの頭に、以下のル
ールで、あなたの学生情報を書いて下さい。
学籍番号+学科とコーズ名(メ芸か情デか)+学年+氏名+氏名の
カタカナ表記+「授業の日付」
「」の部分はは、—5/20 とか、そのデータが公開された日付です。
*記載例 : 90417003-情報-情デ-1年-佐々木成明-ササキナルアキ-5/20
※小レポートには、授業への要望とか、質問を、一緒に書いて
いただくのもOKです。
4 どこに提出すればいいのか。
指定されたGoogle Classroom に記載してある指定の場所
に提出して下さい。
5 どの程度やればいいのか? 授業のエフォート(労働と拘束)
これ重要です。すべての授業、先生が、無自覚にZoomで授業
やって、課題出していたら、みんな疲れ果てます。サスティナ
ブル、持続可能、生存可能な授業構成を考えるべきです。
そのため、当講義メディアイメージ論では、参加に必用な時間
を設定して、それ以上の時間的拘束を行わないようにします。
・毎回のコンテンツの量 YouTUBE+テキスト(読解する総文
字数)の総量が、60分以内になるように設定します。このコン
テンツとLINK先を視聴して、提出レポートを作成が、所定の時
間内でできるように、対応して下さい。合わせて60〜90分以内
の物理的参加で、単位所得ができるようにデザインします。
6 質問、ご意見をお願いします。
毎回書いて頂く小レポートで頂いた質問等については、
このサイトに用意された「フィードバックのページ」で、
公開でまとめて答えます。
このような授業形態は、受ける方も、やる方も大変です。
上手くいかないこと、失礼とかあるかもしれません。
気をつけますが、至らないこともたくさんあると思います
ので、ご意見、質問を寄せてください。
Web の文字が小さくて、読みにくいとか、リンクが外れている
とか、あれば、教えて下さい。助かります。
○ ここから、授業の内容に関する説明をします。
■2022年度テーマ
1「怖いもの—不安と恐怖と憧れ」
2「日本の俗芸術の歴史 —ヤンキー芸術」
3「砂漠」
4その他
・説明
イメージとは、人々の心の中にある「心象」です。ヴィジョンを抱いたり、夢をみたり、あるいは、過去を懐かしむ… イメージは我々人間の精神活動の骨幹を形成しています。
さらに社会が成立するために、なくてはならない、人間のコミュニケーションの根底で機能する重要な要素です。
イメ—ジとは、ヴィジュアルだけでなく、音や、味覚や、言葉の中にも派生します。能動的に、生産され、過去から未来へと受け継がれていきます。
表現の文脈では、絵画や、文学、演劇、発話、詩、多くのアート作品や、デザインの領域において、なくてはならない重要なファクターです。
当講座「メディア・イメージ論」はそのようなイメージの振る舞いについて、毎年独自のテーマを設定して論じています。
コロナ禍の日々が続いています。我々の社会・文化・生活は、この後どのようになっていくのか、だれにもわかりません。
私たちは、いったいなにに恐怖して、怖れ、不安になっているのでしょうか?
ウイルス、死、崩壊、暗い未来… 私たちの不安や怖れは、様々に定義出来ると思います。それらは我々人間が、社会的集団として創造している、不確かなイメージでもあるのです。一方で、明確な像がなく、おぼろげだから怖い、そういう捉え方もできるでしょう。
人間にとって、恐れや不安は、自己を守る意識を発動させる、重要な感情でもあります。しかし、その恐れや不安が、過度に機能してしまうと、鬱などの精神疾患をおよぼします。一方で、ワクワク、ドキドキといった、スペクタクルやサスペンス、またはゲームで遊ぶ時に感じている喜びとも深く結びついています。
「怖いもの」とは、ずいぶん、幼稚なタイトルだと承知しています。
ここで理解して頂きたいのは、怖いとは得体が知れない「もの」、捉えどころがない「もの」という英語ならITと括られる、「もの」としか言い表せない、理解不能、判別不能の対象なのです。
そしてこの講座で論考する「怖い」とは、ヒューリーや、ホラーなものを対象とするだけではありません。より広義的な怖いもの、たとえばヒステリックな現象や、畏敬の対象なども含まれます。たとえば、触らぬ神の祟りなしといわれる宗教なんかも、この範疇に含まれるのです。
2つめが「日本の俗芸術の歴史」です。多くのコマで「ヤンキー」といった言葉を使っています。
なぜ「ヤンキー」なのか?
これは我々が籍を置くアカデミズムや、ハイアートの文脈からすれば、もっとも遠くにある概念、合間見れない人々を指すように捉えがちです。
日本の美術史を俯瞰して見ると、怖さをもっとも味方に付ける文化を身に付けている人たち、それ以上に、この日本の美意識や、文化の古層にヤンキー的といっていいような価値感や、感性が潜んでいる。
それこそ、程度の差ではなく、一億みなヤンキー、「この国は気合いで動いている」し、メディアアートや情報デザインを含めて、「この国の美学の真髄は「おもてなし」なんかじゃなく、「ヤンキー的感性」として語られるように思うからです。
3つめは「砂漠」です。
これは、風土—環境や気候がどのように芸術やイメージに影響を及ぼし、人類の創造に関与しているかを紐解き、人類史における砂漠と芸術の関与について論考します。
■授業スケジュール
開催(配信)する内容(ラインナップ)は、次週発表します。
これから準備していく部分も多いので、順番が前後するかもしれませんが、ご了承ください。
それぞれの授業で視聴して頂く資料(映像とテキスト)のリンクを、こちらのトップページに貼っておきます。(公開の期限は2週間をめどとしています。期限を越えるとリンクが切れていると思います。それまでに視聴するようにしてください。)
講義に参加する方は、このページの上側に戻って、視聴するページのURL - A と BとC をクリックして、講義資料へ移動してください。
情報デザイン学科 専門講義科目「メディア・イメージ論」
前期 水曜1限 Aホール講義 担当:め芸 佐々木成明